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一級小型自動車整備士2005年11月【No.17】

 
音圧レベル

問題
 

 図を参考に60dBの音源を3個にした場合の音圧の合計値として、適切なものは次のうちどれか。なお、音源は、騒音計から正対させ等距離に並べて置くものとする。
(1) 64.2dB
(2) 64.6dB
(3) 64.8dB
(4) 65.2dB

解説
 最初に60dBの音源二つの合計圧を計算します。
二つの音の音圧レベル差はは0dBですから、補正値は3dBがグラフから得られます。
60dB+3dB=63dbとなります。
次にこの値と残りひとつの音源の合計圧を求めます。
二つの音の音圧レベル差が63dBー60dB=3dBですから、補正値はグラフから1.8dBが得られます。
最終的には、63dB+1.8dB=64.8dBとなり、(3)が正解です。

参考事項
1リットルの1/10は1デシリットルです。
このときのデシ(deci) は1/10を表す補助単位(SI接頭語)です。
デシベルの”ベル”は電話を発明したグラハム・ベルの名を取って付けられました。
ちなみにデカ(deca) は10倍です。

デシベル (decibel, dB) とは、ある基準電力すなわち単位時間当たりの仕事量に対する常用対数の値を10倍した単位です。
最初に、ベルの一例を示します。
例えば100をベルで表すと、


log10100= log10102=2・log1010=2・1=2

となります。
これをある基準値(ここでは1にしましょう)に対して100倍の増幅器を考えます。

log10 100
1
=2ベル
ちなみに、
2倍の場合はlog
102=0.3
3倍の場合はlog103=0.477
5倍の場合はlog105=0.7
10倍の場合はlog1010=1となります。

100倍をベルで表しますと2ですが、チョッと迫力がありませんので、実用上の理由で10倍します。
10・log10 100
1
=20デシベル
エネルギーが100倍の状態のものを20デシベルとすれば、取り扱いやすいと考えました。
元の値を求める時に、上式の両辺を1/10(デシ)倍しなければならいベルなので、デシベルと名づけたと当Webサイト管理人は考えています。
log10 100
1
1
10
ベル
デシ
厳密には、定義式のベルを1/10にしたものがデシベルですよという意味になります。
最初に述べた、1リットルを1/10にしたものが1デシリットルですよという形と同じです。
さて、60dBの元の値(真数)を求めますと、

60デシベル= 10・log10
1
60/10= log10
1
6= log10
1
10

x=1000000となります。

音源が2つの場合、10+10=2×10
デシベル計算すると、
10・log10 2×10
1
=10・log10 + 10・log1010
=10×0.3+60=63dBとなります。


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