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一級自動車整備士2003年11月【No.02】
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| ◆新技術・ハイブリッド車 |
問題 |
パラレル・シリーズ・ハイブリッド・システムのハイブリッド車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
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| (1) |
高電圧系統の点検・整備作業を急いで行う必要があったため,絶縁手袋を着用してサービス・プラグを取り外し,直ちに作業を行った。
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| (2) |
停車中にアイドリングの必要がないときにはエンジンを自動停止する機能があるため,点火時期の点検などでエンジンを連続運転する必要がある場合には,システムを整備モードに切り替えて行う。
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| (3) |
Nレンジのときには,インバータのパワー・トランジスタをすべてOFFにしてモータを停止させているが,エンジンが回転していればジェネレータによる発電は行われる。
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| (4) |
ハイブリッド車は,DC200〜500V程度の高電圧システムを有しているが,前照灯や補機類および各ECU(ECUとは,エレクトロニック・コントロール・ユニットのことをいう。以下同じ。)の定格電圧はDC12Vであるため,インバータで高電圧からDC12Vに変換して,補機バッテリの充電を行っている。 |
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| 解説 |
(1)
インバータ、パワー・ケーブル、HVバッテリ等の高電圧系部品、配線の点検・整備作業を行う場合は、次の手順で高電圧を遮断します。
外したサービス・プラグは、作業中に他の整備士が誤って接続しないように自分のポケットに携帯すること。
@イグニション・キーを抜く。
A補機バッテリのマイナス端子を外す。
B絶縁手袋を着用し、サービス・プラグを抜く。
Cプラグを抜いてから5分以後にサービス・プラグのソケット部にガム・テープを張り絶縁する。
もし、上の事項が分からなくても
『高電圧系の点検をするために直ちに作業を行った』
という文面は、危険な作業を急ぐこと自体、無理があるし、軽率極まりない行動と判断できるから、常識に照らし合わせても、不適切と結論付けることができます。
(3)
インバータ・システムにおけるエネルギ(電力)の流れを、ブロック線図にまとめてみました。
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| Nレンジ |
インバータ内のすべてのパワー・トランジスタをOFFにし、
モータとジェネレータの作動を強制停止
(シャット・ダウン) |
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前輪とモータは、常時結合です。
Nレンジのとき、エンジンが回転していても、ジェネレータは空転しシャット・ダウンにより発電は行われません。
(4)
高電圧を通常の12Vに変圧(降圧)するのが、コンバータです。
直流高電圧をブリッジ回路にて適切な電圧になるようにスイッチングし、すなわち交流化し、整流・平滑(スムージング処理)を施し直流12Vを得ています。
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| 関連問題 |
| 2006年03月【No.12】 |
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